2013年
8月
25日
日
沖縄・石垣3日目。民宿を出て、港に向かう。いよいよ船で竹富島に。
宿に荷物を置いて、すぐに昼食の準備。午後はレンタサイクルでコンドイビーチに出発だ。
18名が自転車に乗っての大移動。私自身も、考えてみたら、自転車に乗るのは何年ぶりなのか分からないほどだ。こんなに大勢で自転車に乗るなんて、なかなかできない経験だからか、なぜかワクワクする!
10分ほどでビーチに到着。干潮時間であったため、遠浅の沖合に白い砂浜が浮かび上がっていた。景色は最高!そして気分も最高!
子ども達の表情は明るく穏やかで、みんなやさしい目をしている。まるで母親の腕の中にいるような安心感を抱いているのかもしれない。ふとそんな気がした。
2013年
8月
19日
月
やがて夜のとばりがおり…
考えてみれば、子どもにとって、夜、友達と遊ぶなんて事はお祭りぐらいしかないはずだ。
あるいはキャンプぐらいだろう。
だから親元を離れ、夜仲間達と山中にいる。まさにこれだけで十分な非日常である。
しかも、近くでは、白い布きれをはり、強力な電灯をつけ、誘蛾灯も黒い光を放っている。いよいよ昆虫採集の始まりだ。
もちろん私たちが採集に行くのではなく、真っ暗な世界で、明かりに誘われて飛んでくる様々な昆虫をのんびりとつかまえるのだ。
多くのメンバーがねらうのはクワガタやカブトなどの甲虫類。しかし、やってくるのは蛾やカメムシ、コガネムシにこめつきなど、あまりお呼びでないものがほとんどだが、こればかりはどうしようもない。自然は思い通りにはならないのだ。
それでも、サキシマヒラタの♀2匹、八重山クマゼミ1匹など、なんとか採集する事ができた。ヒラタの♀は持ち帰って産卵させ、幼虫をみんなで分ける計画だ。
採集を終え、最後に星空のレクチャーを受けた。
天の川の美しさや夏の大三角形、はくちょう座など、まるでプラネタリュームの説明のように、はっきりと分かるほど美しく迫力があった。
みんな真剣に見入っていたのが印象的だった。やっぱり本物はすごいのだ!
2013年
8月
16日
金
沖縄と言えば、何はともあれ、まずは海。かもしれないがドルカスは違う!
目指したのは山。
二日目の夜、総勢18名が3台の車に分乗して
沖縄県でもっとも標高の高い山である於茂登岳(526m)の山中を目指す。
到着した時には、もう日が暮れ始め、サキシマハブの活動時間となっていた。
聞いたことのない鳥の声を聞きながら、まずは車座になって腹ごしらえだ。
日が暮れてもあまり気温は下がらず、長ズボンをはいているからなおさら汗がにじむ。
案内して下さった入野さんから、オオコウモリが飛ぶところを見られるかもしれないと聞き、夕食のお弁当もそこそこに、視線は自然と上向きになる。
気が付けば辺りは真っ暗で、いよいよショウタイムの始まりだ!
子ども達がそわそわし出したのが分かる。
つづく。
2013年
8月
13日
火
17名の小中学生を引き連れて、5泊6日の沖縄アドベンチャーツアーが無事終了!
引率する大人は私一人のため、メンバーの誰か一人が体調を崩したり、ケガをしたりすれば、全て予定は変更せざるを得なくなる。ある意味綱渡り的な情況で有ったことは否めない。それでも決行できたのは、まさにそれが可能なメンバー達だったからこそだ。
多くのメンバーはドルカス歴1年以上であり最長は6年、お互いの信頼関係も厚く、これまで様々な体験を共に積み重ねてきた仲間達である。
そんなメンバー達で臨んだツアーだ。うまくいかないわけがない!
色々な事件があり、色々な発見があった。
詳細は後日改めて。
まずは、無事終了のお知らせまで。
2013年
8月
04日
日
夏は暑い。当たり前だけれど、その後が違う。だからこそ、軽井沢のような避暑地に行こうとする者もいるし、いやいや、沖縄だろう!とより暑い所に向かう者もいる。年齢による違いなのかとも思われるが、自分の年齢を考えると、精神年齢なのかとも思われる。まあ、好み?と言ってしまえばそれまでだが。
ドルカスは断然沖縄だ!
写真は、3年前に渡嘉敷島の無人島でキャンプをした時のものだが、満月の夜は、月明かりだけで懐中電灯が必要ないほど十分明るくて、みんなで感動したのをよく覚えている。夜はテントから出て砂地の上に横になり、星空を眺めながら眠った。
あれから3年。最近の浜松の気温は高いときで34~35度もある。沖縄はと言えば33度前後!浜松より低いではないか!このブログが更新される頃、おそらく私は、一人で17名の子ども達を連れ、石垣島で避暑…ではなく、アドベンチャーの最中である(8月2日~7日)。
色々な“事件”が起こっているに違いない。その内容は、帰宅後に。
2013年
8月
01日
木
ドルカスには、どうしても外せない講座がある。その一つが夜間の昆虫採集。
いつものように、昆虫好きメンバーが集まって、樹液の出ているコナラやミズナラの木が数十本ある採集地に向かった。
懐中電灯の光を当てた先に、樹液に集まったカブトやクワガタを発見した時の感動は、年齢に関係なく、昆虫が好きなものにとっては容易に理解できる。しかしながら、そうではない者、特に虫の嫌いな母親であれば、まず理解はできないであろう。もちろんどちらも責められる事ではないのだが…
さて今回は、採集に当たって、あるもくろみがあった。それは、子ども達が、昆虫を採集した瞬間の、喜びの一瞬を写真に撮ろうという計画だ。きっと普段見られないような、豊かな表情になるに違いない!そんな確信が有った。
最高の笑顔が見られるか?何とも言えない満足げな表情となるのか?やったー!とおもわず叫ぶのか?
いずれも違った。
笑顔?とんでもない。
ファインダーを通して写る彼らの表情は、とっても真剣なのだ。
彼らはいつの間にか子どもからハンターに変わっていたのだ。